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「風向き」が変化しているのでしょうか?

<イラク反戦広告>全米15紙に掲載「彼らがウソついた」

「彼らがうそをつき、彼らが死んだ」。22日付の米ワシントン・ポストなど全米15紙にイラク反戦団体「ウィン・ウィズアウト・ウォー(戦争なき勝利)」のイラク戦争反対を訴える見開き2ページの広告が掲載された。
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カトリーヌ以降やや、「風向き」が変化しているのでしょうか?
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 「ブッシュ大統領は22日、イラクからの米軍撤退を求める反戦運動を『彼らの立場は間違いだ』とけん制した」と??な防戦。

     ブッシュ牧場の前で座り込むシンディ・シーハンさん→

「新聞広告は左面が『彼らがうそをついた』という見出し。ブッシュ大統領、チェイニー副大統領、ラムズフェルド国防長官、ライス国務長官の写真の下に『(大量破壊兵器の)ありかを我々は知っている』(ラムズフェルド国防長官)、『我々は大量破壊兵器を発見した』(ブッシュ大統領)など過去発言録を引用、現実との乖離を印象付けている。」これは事実の再確認で嘘でも何でも無い。

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 「右面は『彼らは死んだ』と題する広告で、9月12日時点でイラクで死亡した米兵1900人弱の氏名が掲載され、『大統領、あと何人死ねばいいのか』と投げかけ、『ブッシュ大統領にイラク戦争をやめさせたい』と訴えている。」結びはこの様だが、「被害」を米兵だけに限定しているのが非常に残念だが、米国内の反戦運動はベトナムの時も同様な視点だったし、仕方無いのかも知れない。

 しかしそうで有っても、彼らの様な活動と実行力が(小泉ファミリーの)日本人にあるかと言うと甚だ心許ない。やはりアメリカの良さはこうした奥行きの広さがあると言う事だろう。

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 本来の最大の被害者は、イラクの何の責任も罪も無い一般国民の多量の「戦死者」たちだろう。
 イラクの人は今回の「侵略戦争」で既に約4万人死んでいる。しかもその死者の中の一般国民の死者数は何と2万人を軽く超え、およそ2万6千人に達しようとしている。しかも、米英の殺戮だけでなく宗派・部族間の「内戦」も誘引されている。


 アメリカの死者は軍人が殆どで「正規の死」である。所が、イラクの死者は圧倒的に一般国民だ。しかも、その殆どが「認定」も「責任取り」も無く放置され、(日本マスコミも含め)その報道は殆ど無い。アルジャジーラが細々と報道しているに過ぎない。犬や猫が死んだのと変らない扱いなのだ。イラクが死体で埋め尽くされても、石油は残ると言う事か。

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 かれらはただの一度も、アメリカやイギリスに「圧政に殺される、助けてくれ」と頼んだりしていない。「自由と民主主義の勝利だ、”我々”がそれをもたらした」と言う様な米英の姿勢や主張は後付けの都合の良い屁理屈に過ぎない。

 そうした、事が目的では無く、軍需を盛り立て、石油利権を押さえ、そして何にも増してアメリカ一国支配の新秩序を世界に築くのが当時の目的だったのは誰の目にも分かる事では無いか。

 最近の「大型熱帯低気圧」は、地球温暖化に関連している気がする。これらにはまるで「意思」が有るが如く、二酸化炭素排出量の多い国々を狙っている様に思いたく成る。

 カトリーナには、更にもう一つの「意思」がと言うのは想像を膨らまし過ぎだろうか?


※シンディ・シーハンさんの続報が有りました。連行時に笑み、覚悟の行動? 



     《ご参考に》

[アルジャジーラ]الأخبار - الأرشيف.weblogの
報道写真が有ります。↓ココ





■米軍によるバスラ市爆撃の犠牲者50人の一部[クラスター爆弾使用]

頭部を飛ばされた少女

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上の別角度

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市民の死体(父親かも知れない)

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市民のちぎれた首

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■白旗を出しても殺されたイラク兵の死体を見る英国兵

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↑これらは悲惨だが、現在進行中のイラク戦争の事実の報道である。小泉氏は「テロに屈しない」と繰り返し叫ぶが、この「大規模テロ」はどう説明するのか?(彼ら勿論、この様な情報は知っている)

 広島・長崎の原爆投下の被害者はもっと数多く、究極の無差別殺戮で、もっと残虐な死に方・遺体化だった。しかし、今も一般的なアメリカ人は「正しい選択」と信じ切っており、爆弾投下兵(単に軍の命令通りに仕事しただけだが・・)を「”アメリカを”救った英雄」(チャップリンの有名な言葉通り)として崇めている。


アルジャジーラのURL
[アルジャジーラ]الأخبار - الأرشيف.webloc
by uncle-mac | 2005-09-24 02:48 | 海外・国際
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