欧米に対する「アジア」の強度の劣等感の現れ
韓国ソウル大の黄禹錫教授による胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究に関する論文が捏造(ねつぞう)と認定されたことで、「国民的英雄」だった黄教授を取り上げた子ども向けの本の返品が書店から相次ぐなどの影響が出ている。
さらに「世界的な成功を収めた」として黄教授を紹介する小学生向けの教科書は既に学校で使用されており、教師らは「どうやって教えたらいいのか」と困惑。出版社は改訂版を出すかどうか検討中だ。
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捏造で「夢」を砕かれたのは、韓国の皆さんには気の毒だとは思うが、、。しかし、元々が学者の本来的活動や研究成果に対して「英雄」扱いと言う事自体が余りに過剰で大袈裟な反応だったと思うのだが。ワールドカップの監督の活躍の時も「英雄」と持ち上げ、やはり「熱狂」した。今回も根は同質に思う。朝鮮の人々は感情の起伏が本当に激しい。。
英雄扱いとは、人民や国を救った偉大で希有な存在の者に対してするもんじゃ無いかと自分は思うのですが。他にも世界的に成功し有名に成った日本人デザイナーも「アジアの英雄」扱いらしいが、これもやや、どうかと思う。有名になり金を儲けることが英雄とはどうしても違和感を感じる。今回の学者にしても成功はあくまで学者個人の事だと思う、英雄扱いはむしろ本人には迷惑で不要な負担の押しつけに過ぎないのではないか、と感じる。
又、この手の大袈裟な「英雄」との表現や意識はやはり、欧米に対する「アジア」の強度の劣等感の現れに過ぎないと思う。