やっと、少し動きだした感
政府のアスベスト(石綿)関係閣僚会議は29日、石綿による労災認定があった事業所名を公表して元従業員や家族、周辺住民に健康診断を呼び掛けるなど、緊急に取り組むべき対策を打ち出した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
9月中に結論との事。やっと、少し動きだした感はある。
しかし、
『細田博之官房長官は会見で、労災補償の対象外になっている家族や周辺住民の救済策について、「さかのぼって幅広く調査すれば、被害の広がり、深さがおのずと判明してくると思う。」と、早ければ年度内に補正予算で対応する考えを示した。』との事で、やや頼りない。
同時に、政府のアスベスト問題への対応策の骨子も発表されている。
この中で、
<被害の拡大防止>は最優先で、これを他に先んじて行って欲しい。
<実態把握の強化>は十分に深く慎重に、第三者と協力して行わなければ意味が薄れる。
そして、<過去の対応の検証>。これが一番の注目・監視対象であると強調して置きたい。