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まだまだ、知らない微生物がうじゃうじゃいると思います

未知の形態持つ微生物発見 従来の分類当てはまらず

 『未知の生物発見』と言うと相当どっきりするが、、『未知の微生物発見』でもかなりどっきりする。
 『未知の形態持つ微生物発見』は、どっきりでは無いが、やはり「ムムッ!!」とは成る。

 さて、地球上の生物(動植物併せて)が、「真核生物」と「古細菌(原核生物)」と「真正細菌(原核生物)」の三種類だけに分類されると言うのは、改めて示されると「そ〜〜なんだ!!」と成っちゃう。。

 今回の未知の形態持つ微生物が正式に加わると、「四種類(もしくは真核生物、原核生物、不完全核生物、の三種類)」に分類されますね。


 原核生物とは「単細胞で明確な核を持たない。大半が10マイクロメートル(マイクロは100万分の1)以下と小さく、遺伝物質のDNAは糸状で細胞質中に分散している。大腸菌、乳酸菌、らん藻などがこの仲間。」との事。ミトコンドリア自体も原核生物の様なもの。

 今回の生物は、「連続しない不完全な膜がDNAを囲んでおり、真核生物と同様の、ほぼ完ぺきな形のミトコンドリアを細胞内に持っている」との事で、原核生物→真核生物への進化の中間生物かもとの事。


 今回は海底の泥の中ですが、地球の生物の大半が地上では無く、地底世界に有るとの事ですので、まだまだ、知らない微生物がうじゃうじゃいると思います。

 正に地底の「世界」ですね!!
 
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 因に、鱗虫とはこんな虫です。 ↓
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 これまでに知られているどの生物の分類にも当てはまらない、不完全な「核膜」を持つ微生物を東京医大神経生理学講座の小塚芳道兼任講師らの研究グループが、伊豆諸島南方の深海底で31日までに発見した。
 現在すべての生物は、DNAを包んでいる核膜やミトコンドリアなどを細胞内に持つ「真核生物」と、これらを持たない原核生物の「古細菌」「真正細菌」の3つに分類されている。発見された微生物は原核、真核両者の中間的な特徴を持っており、原核生物から真核生物への進化の過程を明らかにするための重要な手掛かりになるという。
 微生物は、明神礁近くの深さ約1300メートルの海底で2000年に採取された泥の中から、ゴカイの仲間のウロコムシに付着している状態で見つかった。
by uncle-mac | 2006-05-31 17:43 | スポーツ・自然
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