情よりも思いを
<期日前投票>救済は難しい 候補者死去で総務省
<長崎市長選>事件に配慮、万歳控え 田上氏
「こんな仕打ち受けるとは」 長崎市長選 妻の「捨てゼリフ」
今回の長崎市長選の結果、「即戦力」と言う意味では、一応あれで良かったのでは無いかと思う。
情を訴え、喪服や遺影で選挙活動をするなんてのは投票者を馬鹿にしている気がする。あげく、前市長の娘さんのコメントがあのとおりだとしたら、更に馬鹿にしている。
横尾氏の出馬会見、確かにニヤニヤしてましたね。
ただ、「この程度の存在でしたか」や「仕打ちを受けるとは」のコメントは市民に向けたものでは無く、後援組織に対して言っている様な気がするのですが。。つまり、地元財界の「裏切り」。
結果の差は僅か。後援組織の力の差が出た部分の方が大きいかも知れないし「馬鹿にされた」市民の良識が働いたのかも知れない。まあ、どちらとも言い切れないでしょう。
伊藤前市長の長女さん側も長女自身が出ていれば、「小渕」の様に勝利して居たでしょう。が、長女さんが何処まで前市長の政策を継続する力が有ったのかは別ですが。
選挙は弔い合戦では無い。本当の合戦なら、殺したヤクザの本部に殴り込む必要が有る。しかし、そんな事は出来ないし、今後の治安にも繋がらない。
弔い合戦では無く、市政継続を除けば、どうしたら「暴力」をなくして行けるのかが注目点の筈。平和への思いを持つ「長崎らしさ」をどうすれば発展・強化できるかが大切なはず。
田上さんにしても、長女さん側にしてもその辺りはどうなんでしょうか?
別の問題として、「無効票」が有る。
”伊藤一長市長の死去前に伊藤氏に投じた期日前投票の票は、すべて無効。”
これらの死んだ票を復活させて、この分の投票権者の再投票実施が出来ないのだろうか?想定外との事だが、今後もこうした事はゼロとは言い切れない。何らかの法の整備が要るのでは?