問題は、官公庁の情報管理や情報危機管理が「糞おそ末」な事
ウィニーが「悪い」ではなく、その利用者の悪性が問題なのだ。
最近の公的情報「流出」報道を見ても、あたかも(悪い)ウィニーがあるから「流出」したかの様な印象を受ける。まるでウィニーを「PCにインストしているだけで犯罪」扱いだ。
一番の問題は、官公庁の情報管理や情報危機管理が「糞おそ末」な事だ。末端の警官が個人情報がたっぷり入ったディスクやPCを自宅に持ち帰ってもオールOK!と言う管理状態やシステムに成っている事こそが問題性の本質である。ただせさえ、日本は世界一のスパイ天国なのに。この点を改善せずに、ウィニーだけをとやかく言うのは問題のすり替え、目くらましに過ぎない。。
問題のすり替え、目くらましは『メール問題』などで国会の流れや政府支持率を優位に持って行く悪政集団小泉一派どものお得意技だ。コイツ等は国民を「馬鹿の集団化」させようとしている。
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金子氏は『プログラムを数行書き換えることで漏えい対策はできる』と言っている。
「提供情報管理システム」と言うもので、『問題のあるファイルを特定して、流出を止めるよう改良できる』との事。であるのに、それが実行出来ない。
それは、『「改良などの開発をしない」との誓約書を府警に提出している。』からだと言う。まるで、ウィニー(や同様のソフト・システムも含めて)を何が何でも悪人に仕立てたいらしく、その為にこの様な良いものに蓋をしている。本末転倒だろう。
<ウィニー開発者>「流出は想定外で残念」講演会で主張
ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」開発で映像データなどの違法コピーを助長したとして、著作権法違反ほう助罪に問われている元東京大助手、金子勇被告(35)=京都地裁で公判中=が11日、大阪市内で講演。相次ぐウイルス感染による情報流出について、「予想外で残念。ウィニーは技術の高い人を利用者として想定していた」としたうえで、「ウィニーネットワークが健全であることを望む。プログラムを数行書き換えることで漏えい対策はできるが、警察や検察との関係で動けない。求められれば協力する」と語った。
講演会は、エンジニアらでつくるNPO「ソフトウェア技術者連盟」主催。約100人が詰め掛けた。
保釈中の金子被告は、「技術的検証のため作ったウィニーと(情報)漏えいは本質的には無関係。ウィニーを入れさえしなければ防げると考えると対策を誤る」と強調。本質的な対策として、内部情報を家に持ち帰らない▽持ち帰ったデータを保存したパソコンを家族らと共有しない▽ウィニーがよく分からない人は使わない——などを挙げた。
◇防止システム、特許を昨秋出願
ウィニー開発者の金子勇被告は昨年9月22日、ウィニーを媒介とした内部情報流出を止めるシステムの特許を、特許庁に出願している。
弁護団事務局長の壇俊光弁護士によると、システム名は「提供情報管理システム」。仕組みは、ウィニーネットワークに管理者を置く▽管理者が「問題あり」として削除したい流出ファイルの固有ナンバーを暗号化し全利用者にネットで配布する▽利用者はナンバー情報を自動的に受けて、そのファイルはダウンロードされなくなる——というもの。アイデアは、04年の著作権法違反ほう助容疑での逮捕拘置中に練られたという。金子被告は今月9日京都地裁であった公判で、「問題のあるファイルを特定して、流出を止めるよう改良できる」と話していた。
しかし金子被告は、京都府警の家宅捜索を受けた03年11月、「改良などの開発をしない」との誓約書を府警に提出している。壇弁護士は「府警と京都地検が『改良することで、罪を問わない』と言えば金子被告はすぐに着手すると思う」と話している。