後悔無く、やり残し無く
7、<W杯日本代表>あす未明ブラジル戦「悔いのない戦いを」
奇跡かけブラジル戦 2点差勝利が最低条
今日は早く寝て、朝四時前に起きて応援しますよ!!
6、日本代表ドルトムント入り ブ戦に向け公式練習
23日午前4時キックオフ。。 皆さん、ご覧になります? 私は、観ようと思います。応援します。
5、<W杯日本代表>ブラジルの敗戦パターン突きヒーロー出るか
W杯通算、ブラジル勝率8割2分7厘で日本勝率2割8分6厘、、。分かっているとは言え、厳しい現実。それにしても、日本はたったの2勝しかしてないんですね、、。
4、<W杯日本代表>ブラジル戦に向け、徹底的にシュート練習
3、ジーコが柳沢にダメ出し!“奇跡”決勝TへFW陣大手術を決断!
大黒を始めから使ってくれ。巻も入れろ。
2、崖っぷちの日本代表、ブラジル戦に全てをぶつける
全てやり尽くし、走り尽くし、シュートしまくって下さい。
1、ブラジルに勝ったら○○します
もしも、日本がブラジルに勝ったら、、○○○する。 。
皆さんは何かされますか??
もしも、何かされるのでしたら、コメント欄に「公約」をお書き下さい。
私? 、、今考え中です。決まったら、コメント欄に書きます。
ーーーーー
7、
サッカーのワールドカップ(W杯)1次リーグF組の日本代表は22日午後9時(日本時間23日午前4時)から当地のW杯競技場でブラジルと対戦する。日本代表は21日夜、当地で公式練習を行い、ジーコ監督は「可能性が残っている限りは全力を尽くす。悔いのない戦いをしたい」と抱負を述べた。
公式練習はミニゲームとシュート練習だけで1時間で切り上げた。選手たちの表情に明るさも戻った。ジーコ監督は02年7月の就任以来、試合前日までに先発選手を会見で公表していたが、今回はメンバーだけでなく、フォーメーションも「いつもと違った状況としか言えない」と選手にも明かさなかった。
02年日韓大会に続いて1次リーグ突破が目標の日本は、ブラジルに2点差以上で勝ち、同時刻にあるオーストラリア・クロアチア戦の試合結果を待たなければならない。ブラジルとの過去の対戦成績は5敗2分け。目標達成のためのハードルは極めて高い。
◇苦悩する指揮官 初の秘密主義
「こういう状況は意外だった。やり方も、これしかないと思う」。ジーコ監督は率直に話した。試合2日前にシュート練習を延々1時間20分も続けたかと思えば、試合前日の公式練習でも戦術の確認はしなかった。「だれが先発しても、だれが控えでも90分間出るつもりで準備してほしい」。選手にも試合前まで先発を明かさない。ジーコ監督が4年間で初めて、すべてをベールに包んだ。
初戦のオーストラリア戦(12日)ではロスタイムを含む10分足らずで3失点して1—3と逆転負け。クロアチア戦(18日)はシュートが決まらず0—0の引き分けで終わった。そして優勝候補筆頭のブラジルが立ちはだかる。「世界を驚かす」どころか、がけっぷちだ。1次リーグ突破をほぼ手中に収め、ジーコ監督の母国と対戦するはずの計算が大きく狂った。
すべて今までのジーコ流とは異なっていた。オーストラリア戦は守備のマークを徹底的に確認した。攻撃志向の強いジーコ監督にしては珍しい取り組みだったが、終盤に破たんした。クロアチア戦は布陣を変更し、いつもは軽いメニューが中心の試合前日まで、選手たちは連係のチェックに追われた。そして今回は秘密主義を貫いた。ジーコ監督にすれば、次々と頭を切り替えて「今必要なこと」に取り組み、選手の適応を期待したつもりだったが、周囲はついていくことができたのか。これまでの戦いぶりを見ていると思わしくない。
ジーコ監督は今回の意図を「プロなのだからどういう状況でも全力を出さなければならない。どんなことにでも対応してほしいと思う」とだけ説明した。ジーコ監督がJリーグが発足する以前の91年に来日した時から繰り返してきたことと同じである。勝利が求められているW杯で見失いそうになっていた原点にジーコ監督は戻るしかなかったのではないか。今回の判断を中村俊輔(セルティック)は「できることをやるだけ。個人のいいところを出すことが、ジーコ監督のサッカー。布陣は二の次のこと」と決意している。奇跡は起きるだろうか。
6、
ワールドカップ(W杯)で2大会連続の決勝トーナメント進出にわずかな可能性を残している日本は、22日の1次リーグ最終戦でブラジルと対戦する。両チームは決戦前日の21日、試合が行われるドルトムント入りし、会場となる当地のW杯競技場でブラジルが日本に先立って公式練習をした。
日本は優勝候補のブラジルに2点差以上で勝たない限り、1次リーグ敗退が決まる。主将の宮本(G大阪)は警告累積により出場停止で、代わりに坪井(浦和)が起用される予定。ゲームキャプテンは中沢(横浜M)が務める。
1次リーグF組の日本−ブラジル、クロアチア−オーストラリアは22日午後9時(日本時間23日午前4時)にキックオフの笛が鳴る。
5、
1次リーグ突破のためブラジル戦で2点差以上をつけて勝つことが最低条件の日本。ブラジルが2点差以上で敗れたことが過去のW杯でどれだけあったのか調べてみた。
ブラジルは第1回大会から今回まで唯一の18大会連続出場国。通算成績は、同点によるPK戦決着の3試合(2勝1敗)を引き分けにカウントすると、18日のオーストラリア戦まで89試合で62勝14分け13敗(勝率8割2分7厘)。3大会連続3回目の日本は、今回のクロアチア戦まで通算9試合で2勝2分け5敗(同2割8分6厘)。
ブラジルは、無敗で5度目の優勝を遂げた日韓大会の1次リーグ初戦から続いている連勝を9に伸ばした。しかも日韓大会準々決勝でイングランドのオーウェンに前半23分に先制ゴールを許した後はゴールを割らせず、準決勝のトルコ戦から4試合連続無失点中だ。
過去13敗のうち、2点差以上は6試合。全89試合のうち、6.7%の確率だ。
98年フランス大会決勝では、フランスに0—3で敗れた。これはブラジルがW杯で喫した最多得点差負け。フランスの司令塔ジダンが絶好調だったのに対し、ブラジルはエースFWロナウドの不調が響いた。2—4で敗れた54年スイス大会準々決勝のハンガリー戦は、2人が退場処分を受けた影響が大きかった。
82年スペイン大会では現日本代表監督のジーコやトニーニョセレーゾ・前J1鹿島監督ら中盤の「黄金の4人」が攻撃の中核を担っていたが、2次リーグのイタリア戦で攻撃一辺倒から守備にスキを生じ、ロッシにハットトリック(1試合3得点)を許して敗れた。
1次リーグで敗れた5試合のうち、第二次世界大戦後が3試合。
ブラジルにとって思い出したくないのは66年イングランド大会。58年スウェーデン大会、62年チリ大会と連覇し、3連覇がかかっていた。だが、1次リーグ第2戦でハンガリーに1—3で敗れ、第3戦のポルトガル戦も1—3で落とし、1次リーグで姿を消した。大黒柱のペレが大会中に故障したのが大きく響いた。加えて、ブラジル対策の研究が各国の間で進んだ結果でもあった。
その後、98年大会まで1次リーグは無敗が続いた。98年は第3戦でノルウェーに1—2で黒星を喫した。2連勝で決勝トーナメント進出を決めていたブラジルにとって第3戦は消化試合だった。2戦を終えた時点の勝ち点はブラジル6、ノルウェー2、モロッコとスコットランドが1。すでにブラジルのA組1位が確定していた。
だからと言って、手を抜いたわけではない。主将のドゥンガ、ロベルトカルロス、リバウド、ロナウドら主力が先発。後半33分に先制したが、38分に同点とされ、43分にはPKを献上して、勝ち越しを許した。当時、毎日新聞は「耐えに耐えていたノルウェーが、最後に粘りをみせた。すでにA組1位が決まっているブラジルも無理をしなかった」と伝えている。
ブラジルの敗戦パターンから分かることは、エースが不調だったり攻撃偏重に陥ると焦りも生まれて失点しやすいということ。今回はロナウドに本来の切れがない。あとは、日本がブラジル対策を十分に練ったうえで猛攻に耐え抜き、ジダンやロッシのようなヒーローが出てくるかだろう。
4、
サッカーW杯の日本代表は20日、当地のSSFボン競技場でブラジル戦(22日、ドルトムント)に向けて同キャンプ地での最後の仕上げをしたが、練習の大半となる約1時間20分をシュート練習だけに割いた。
通常なら2日前は紅白戦や練習試合で連係を確認してきたが、シュート練習だけに時間を使ったのは前例がない。ジーコ監督は練習前の円陣で「髪の毛1本分でも可能性があるならばあきらめない」と目標だった1次リーグ突破に執念を見せ、シュート練習だけをすることを宣言した。選手はウォーミングアップ後、黙々とシュート練習に打ち込んだ。また、ジーコ監督は同日の練習でシステムなどを明かす意向を示していたが、それもしないまま。「必要はないと思った。今回は点を取らなければならない」と説明している。
加地(ガ大阪)は右足首ねん挫の痛みが再発したためランニング中心の別メニューで調整したが、「試合は大丈夫」と話した。三都主(浦和)も右ひざ痛で練習を途中で切り上げた。日本代表は21日に試合会場となるドルトムントに移動。公式練習をして1次リーグF組の最終戦に備える。
◇シュート数500本超…中田英
シュートを打って、打って、打ちまくった。最後まで残った中田英(ボルトン)が打ち終えるまで約1時間20分。その数は総計500本を超えていた。
ウオーミングアップを終え、さっそく始まったシュート練習。サイドからの折り返しをトラップしてから打ったり、ドリブルで仕掛けて持ち込んだり、短いパス交換から打ったりと延々続いた。ジーコ監督はパスの出し手をやったかと思えば、DF役にもなり、かなりの運動量で選手たちに付き合っていた。
1時間が経過するころ、大半の選手は自らの判断で練習を切り上げた。だが、中田英、小野(浦和)、宮本(ガ大阪)、稲本(ウェストブロミッジ)らは長く残り、最後は中田英と小野の二人だけでミドル系のシュートを約10分間。ほかの選手がロッカールームに引き上げ始め、小野が抜けても、中田英はしばらく、無心にボールをけっていた。
異例の練習について、中村(セルティック)は「いろいろなことに気を遣うよりシュートに集中するということ」と話した。ブラジル戦では2点差以上をつけての勝利が求められる。この2試合で中村のFKによる1点にとどまり決定力不足の深刻な日本代表にとって、すべての雑念を振り払う必要があったのだろう。ジーコ監督は説明を避けたが、選手たちの姿からはそんな意図が感じられた。
○…警告累積のため欠場する宮本に代わって、先発に指名されている坪井(浦和)は「いつも通り、出られるように準備する」と話した。この日は、守りの練習はなく、シュート練習に意欲的に取り組んだ。先発となれば強力な攻撃陣を相手にすることになるが「個人がどうこうより、いかに組織的に守れるかにかかっている」と強調した。
3、
ドイツW杯(20日、ボン)ついに決断した!! 日本代表・ジーコ監督(53)が、22日のブラジル戦でFW陣の変更を示唆した。1次リーグ突破へは2点差以上の勝ちが絶対条件という状況で、これまで先発起用にこだわってきたFW柳沢敦(29)=鹿島=に対し、ダメ出し。一方、出番を待つFW大黒将志(26)=グルノーブル=らはブラジル攻略に自信を見せた。奇跡への総力戦…ジーコ・ジャパンが変わる。
得点力不足解消へ、ジーコ監督の荒療治だ。20日午後の全体練習。ウオーミングアップ直後から1時間以上にわたって、監督が供給したボールをひたすらゴールに向けて蹴りまくった。負傷者以外の全選手が参加し、計504本。試合の2日前は、通常ならば紅白戦などの実戦メニューをこなすが、この日は練習時間の大部分をシュート練習に割いた。ドイツ入り後初の猛特訓となった。
ゴール欠乏症に悩まされる監督の胸の内には、FW陣の大手術構想があった。これまで柳沢&高原の2トップにこだわってきた指揮官の心の変化。それは19日午後の練習後に表面化した。ブラジル戦の布陣について「いじる」と明言。その上で、「少なくとも2点以上必要だ。やっぱり今の状況を考えるとFWにしっかり点を取ってほしい」と切実な思いを吐露した。2試合連続無得点のFW陣の変更は、確実な情勢となった。
その直前に行われたブラジルのテレビ局『グローボ』のインタビューに、ジーコ監督の本音が出た。18日のクロアチア戦後半6分にFW柳沢が外したシュートについて言及。DF加地のクロスを押し込むだけでよかった決定的シーンについて、ブラジル人記者から質問された時だ。
「なぜあれが決められないのか?」という日本国民の声を代弁するような問いに「(ブラジル代表FWの)アドリアーノならインサイドで確実に決める。準備不足。FWとして(ゴールを)狙っているか、そこが(柳沢とアドリアーノは)違う」と言い切ったのだ。
まさに“ダメ出し”。ジーコ監督は柳沢に絶大な信頼を置いてきた。柳沢は3月25日に右足甲を骨折したが、回復途上のリハビリ中にW杯代表の席を空けて回復を待ったほど。だが、クロアチア戦で“戦犯”級の失態を演じるに至り、かつてない厳しい言葉が出た。
22日のブラジル戦。ただの勝ちではなく、2点差勝利が最低条件。国際Aマッチでブラジルに一度も勝利したことのない日本にとって、厳しすぎる戦いになる。FWが得点し、全員で守り抜く。この単純ともいえる勝利の方程式を成立させるために、大ナタを振るう。
監督の方針に虎視眈々なのが、スーパーサブ役だったFW玉田、大黒、巻。2−2で引き分けた昨夏のコンフェデ杯でのブラジル戦で同点弾を決めている大黒は、ブラジル攻略法を見つけた。「前は強烈やけど、後ろは4バックでスペースがある。そこを突いていけばいいかな、と思う」と分析した。玉田も「カウンターの起点になりたい」と出場準備は万端。巻も「ブラジルは調子はあまりよくなさそうなので、つけ入る隙はありそう」と言い切った。
「国の代表として来ているのだから、最後までしっかりやれと言った」とジーコ監督。エース候補と目されたFW久保(横浜M)をW杯メンバーから落選させるなど、サプライズ人事は得意とするところだ。玉田か大黒か、はたまた3トップか−。FW変更で大量点をゲットして“ドルトムントの奇跡”を呼び起こす。
2、
サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会で1次リーグ敗退の危機に立たされている日本代表は、22日に行われる最終戦のブラジル戦に全てをぶつける。
これまでの2試合であまりチャンスが作り出せなかったと反省するDF中澤祐二は「ここまで来たら、後悔せずに帰国したい」と、最強の相手に全力で挑む構え。
クロアチア戦に途中出場し切れのある動きをみせたMF稲本潤一は、炎天下でプレーした2試合に比べ、最終戦は環境的に楽になるとしながらも、対戦相手がブラジルであることを強く警戒した。
このような形で母国ブラジルと顔を合わせることとなったジーコ監督は、「ブラジルは優勝候補の一角。厳しい戦いになるだろう」としながらも、「これまで自分たちのプレーが出来なかったが、サッカーは何が起きるかわからない」と、奇跡を信じ、全力で戦うことを誓った。
日本は決勝トーナメントに出場するために、最低でも世界王者のブラジルに2点差以上で勝たなければならない。
1、
奇跡を信じて、私たちは公約します。23日早朝にW杯の日本−ブラジル戦を実況生中継するTOKYO FMが「もしも日本がブラジルに勝ったら○○○します宣言!」の募集を始め、番組出演者やリスナーから応募が殺到している。著名人だけでも「番組をリスナーの自宅で収録します」(ゆず)、「ブラジル代表の選手と同じ髪形にする」(いしだ壱成)など約80人が約束を寄せた。
同局は「生中継の制作会議で『ブラジルに勝ったら奇跡だね』と話題になったことがきっかけ。奇跡に見合う公約を募ることで、真剣に応援してもらおうと思った」と企画意図を説明。5日から公募が始まり、いしだが出演番組で公約を発表したところ、多くの芸能人が追随した。一般リスナーからも、約3500件の個性的な宣言が届いているという。「勝ったら六本木でボディコンを着て踊ります」というバブル青田(38)をはじめ、公約からは勝利への切実な願いがうかがえる。募集は23日早朝のキックオフ直前まで実施。
奇跡かけブラジル戦 2点差勝利が最低条
今日は早く寝て、朝四時前に起きて応援しますよ!!
6、日本代表ドルトムント入り ブ戦に向け公式練習
23日午前4時キックオフ。。 皆さん、ご覧になります? 私は、観ようと思います。応援します。
5、<W杯日本代表>ブラジルの敗戦パターン突きヒーロー出るか
W杯通算、ブラジル勝率8割2分7厘で日本勝率2割8分6厘、、。分かっているとは言え、厳しい現実。それにしても、日本はたったの2勝しかしてないんですね、、。
4、<W杯日本代表>ブラジル戦に向け、徹底的にシュート練習
3、ジーコが柳沢にダメ出し!“奇跡”決勝TへFW陣大手術を決断!
大黒を始めから使ってくれ。巻も入れろ。
2、崖っぷちの日本代表、ブラジル戦に全てをぶつける
全てやり尽くし、走り尽くし、シュートしまくって下さい。
1、ブラジルに勝ったら○○します
もしも、日本がブラジルに勝ったら、、○○○する。 。
皆さんは何かされますか??
もしも、何かされるのでしたら、コメント欄に「公約」をお書き下さい。
私? 、、今考え中です。決まったら、コメント欄に書きます。
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7、
サッカーのワールドカップ(W杯)1次リーグF組の日本代表は22日午後9時(日本時間23日午前4時)から当地のW杯競技場でブラジルと対戦する。日本代表は21日夜、当地で公式練習を行い、ジーコ監督は「可能性が残っている限りは全力を尽くす。悔いのない戦いをしたい」と抱負を述べた。
公式練習はミニゲームとシュート練習だけで1時間で切り上げた。選手たちの表情に明るさも戻った。ジーコ監督は02年7月の就任以来、試合前日までに先発選手を会見で公表していたが、今回はメンバーだけでなく、フォーメーションも「いつもと違った状況としか言えない」と選手にも明かさなかった。
02年日韓大会に続いて1次リーグ突破が目標の日本は、ブラジルに2点差以上で勝ち、同時刻にあるオーストラリア・クロアチア戦の試合結果を待たなければならない。ブラジルとの過去の対戦成績は5敗2分け。目標達成のためのハードルは極めて高い。
◇苦悩する指揮官 初の秘密主義
「こういう状況は意外だった。やり方も、これしかないと思う」。ジーコ監督は率直に話した。試合2日前にシュート練習を延々1時間20分も続けたかと思えば、試合前日の公式練習でも戦術の確認はしなかった。「だれが先発しても、だれが控えでも90分間出るつもりで準備してほしい」。選手にも試合前まで先発を明かさない。ジーコ監督が4年間で初めて、すべてをベールに包んだ。
初戦のオーストラリア戦(12日)ではロスタイムを含む10分足らずで3失点して1—3と逆転負け。クロアチア戦(18日)はシュートが決まらず0—0の引き分けで終わった。そして優勝候補筆頭のブラジルが立ちはだかる。「世界を驚かす」どころか、がけっぷちだ。1次リーグ突破をほぼ手中に収め、ジーコ監督の母国と対戦するはずの計算が大きく狂った。
すべて今までのジーコ流とは異なっていた。オーストラリア戦は守備のマークを徹底的に確認した。攻撃志向の強いジーコ監督にしては珍しい取り組みだったが、終盤に破たんした。クロアチア戦は布陣を変更し、いつもは軽いメニューが中心の試合前日まで、選手たちは連係のチェックに追われた。そして今回は秘密主義を貫いた。ジーコ監督にすれば、次々と頭を切り替えて「今必要なこと」に取り組み、選手の適応を期待したつもりだったが、周囲はついていくことができたのか。これまでの戦いぶりを見ていると思わしくない。
ジーコ監督は今回の意図を「プロなのだからどういう状況でも全力を出さなければならない。どんなことにでも対応してほしいと思う」とだけ説明した。ジーコ監督がJリーグが発足する以前の91年に来日した時から繰り返してきたことと同じである。勝利が求められているW杯で見失いそうになっていた原点にジーコ監督は戻るしかなかったのではないか。今回の判断を中村俊輔(セルティック)は「できることをやるだけ。個人のいいところを出すことが、ジーコ監督のサッカー。布陣は二の次のこと」と決意している。奇跡は起きるだろうか。
6、
ワールドカップ(W杯)で2大会連続の決勝トーナメント進出にわずかな可能性を残している日本は、22日の1次リーグ最終戦でブラジルと対戦する。両チームは決戦前日の21日、試合が行われるドルトムント入りし、会場となる当地のW杯競技場でブラジルが日本に先立って公式練習をした。
日本は優勝候補のブラジルに2点差以上で勝たない限り、1次リーグ敗退が決まる。主将の宮本(G大阪)は警告累積により出場停止で、代わりに坪井(浦和)が起用される予定。ゲームキャプテンは中沢(横浜M)が務める。
1次リーグF組の日本−ブラジル、クロアチア−オーストラリアは22日午後9時(日本時間23日午前4時)にキックオフの笛が鳴る。
5、
1次リーグ突破のためブラジル戦で2点差以上をつけて勝つことが最低条件の日本。ブラジルが2点差以上で敗れたことが過去のW杯でどれだけあったのか調べてみた。
ブラジルは第1回大会から今回まで唯一の18大会連続出場国。通算成績は、同点によるPK戦決着の3試合(2勝1敗)を引き分けにカウントすると、18日のオーストラリア戦まで89試合で62勝14分け13敗(勝率8割2分7厘)。3大会連続3回目の日本は、今回のクロアチア戦まで通算9試合で2勝2分け5敗(同2割8分6厘)。
ブラジルは、無敗で5度目の優勝を遂げた日韓大会の1次リーグ初戦から続いている連勝を9に伸ばした。しかも日韓大会準々決勝でイングランドのオーウェンに前半23分に先制ゴールを許した後はゴールを割らせず、準決勝のトルコ戦から4試合連続無失点中だ。
過去13敗のうち、2点差以上は6試合。全89試合のうち、6.7%の確率だ。
98年フランス大会決勝では、フランスに0—3で敗れた。これはブラジルがW杯で喫した最多得点差負け。フランスの司令塔ジダンが絶好調だったのに対し、ブラジルはエースFWロナウドの不調が響いた。2—4で敗れた54年スイス大会準々決勝のハンガリー戦は、2人が退場処分を受けた影響が大きかった。
82年スペイン大会では現日本代表監督のジーコやトニーニョセレーゾ・前J1鹿島監督ら中盤の「黄金の4人」が攻撃の中核を担っていたが、2次リーグのイタリア戦で攻撃一辺倒から守備にスキを生じ、ロッシにハットトリック(1試合3得点)を許して敗れた。
1次リーグで敗れた5試合のうち、第二次世界大戦後が3試合。
ブラジルにとって思い出したくないのは66年イングランド大会。58年スウェーデン大会、62年チリ大会と連覇し、3連覇がかかっていた。だが、1次リーグ第2戦でハンガリーに1—3で敗れ、第3戦のポルトガル戦も1—3で落とし、1次リーグで姿を消した。大黒柱のペレが大会中に故障したのが大きく響いた。加えて、ブラジル対策の研究が各国の間で進んだ結果でもあった。
その後、98年大会まで1次リーグは無敗が続いた。98年は第3戦でノルウェーに1—2で黒星を喫した。2連勝で決勝トーナメント進出を決めていたブラジルにとって第3戦は消化試合だった。2戦を終えた時点の勝ち点はブラジル6、ノルウェー2、モロッコとスコットランドが1。すでにブラジルのA組1位が確定していた。
だからと言って、手を抜いたわけではない。主将のドゥンガ、ロベルトカルロス、リバウド、ロナウドら主力が先発。後半33分に先制したが、38分に同点とされ、43分にはPKを献上して、勝ち越しを許した。当時、毎日新聞は「耐えに耐えていたノルウェーが、最後に粘りをみせた。すでにA組1位が決まっているブラジルも無理をしなかった」と伝えている。
ブラジルの敗戦パターンから分かることは、エースが不調だったり攻撃偏重に陥ると焦りも生まれて失点しやすいということ。今回はロナウドに本来の切れがない。あとは、日本がブラジル対策を十分に練ったうえで猛攻に耐え抜き、ジダンやロッシのようなヒーローが出てくるかだろう。
4、
サッカーW杯の日本代表は20日、当地のSSFボン競技場でブラジル戦(22日、ドルトムント)に向けて同キャンプ地での最後の仕上げをしたが、練習の大半となる約1時間20分をシュート練習だけに割いた。
通常なら2日前は紅白戦や練習試合で連係を確認してきたが、シュート練習だけに時間を使ったのは前例がない。ジーコ監督は練習前の円陣で「髪の毛1本分でも可能性があるならばあきらめない」と目標だった1次リーグ突破に執念を見せ、シュート練習だけをすることを宣言した。選手はウォーミングアップ後、黙々とシュート練習に打ち込んだ。また、ジーコ監督は同日の練習でシステムなどを明かす意向を示していたが、それもしないまま。「必要はないと思った。今回は点を取らなければならない」と説明している。
加地(ガ大阪)は右足首ねん挫の痛みが再発したためランニング中心の別メニューで調整したが、「試合は大丈夫」と話した。三都主(浦和)も右ひざ痛で練習を途中で切り上げた。日本代表は21日に試合会場となるドルトムントに移動。公式練習をして1次リーグF組の最終戦に備える。
◇シュート数500本超…中田英
シュートを打って、打って、打ちまくった。最後まで残った中田英(ボルトン)が打ち終えるまで約1時間20分。その数は総計500本を超えていた。
ウオーミングアップを終え、さっそく始まったシュート練習。サイドからの折り返しをトラップしてから打ったり、ドリブルで仕掛けて持ち込んだり、短いパス交換から打ったりと延々続いた。ジーコ監督はパスの出し手をやったかと思えば、DF役にもなり、かなりの運動量で選手たちに付き合っていた。
1時間が経過するころ、大半の選手は自らの判断で練習を切り上げた。だが、中田英、小野(浦和)、宮本(ガ大阪)、稲本(ウェストブロミッジ)らは長く残り、最後は中田英と小野の二人だけでミドル系のシュートを約10分間。ほかの選手がロッカールームに引き上げ始め、小野が抜けても、中田英はしばらく、無心にボールをけっていた。
異例の練習について、中村(セルティック)は「いろいろなことに気を遣うよりシュートに集中するということ」と話した。ブラジル戦では2点差以上をつけての勝利が求められる。この2試合で中村のFKによる1点にとどまり決定力不足の深刻な日本代表にとって、すべての雑念を振り払う必要があったのだろう。ジーコ監督は説明を避けたが、選手たちの姿からはそんな意図が感じられた。
○…警告累積のため欠場する宮本に代わって、先発に指名されている坪井(浦和)は「いつも通り、出られるように準備する」と話した。この日は、守りの練習はなく、シュート練習に意欲的に取り組んだ。先発となれば強力な攻撃陣を相手にすることになるが「個人がどうこうより、いかに組織的に守れるかにかかっている」と強調した。
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ドイツW杯(20日、ボン)ついに決断した!! 日本代表・ジーコ監督(53)が、22日のブラジル戦でFW陣の変更を示唆した。1次リーグ突破へは2点差以上の勝ちが絶対条件という状況で、これまで先発起用にこだわってきたFW柳沢敦(29)=鹿島=に対し、ダメ出し。一方、出番を待つFW大黒将志(26)=グルノーブル=らはブラジル攻略に自信を見せた。奇跡への総力戦…ジーコ・ジャパンが変わる。
得点力不足解消へ、ジーコ監督の荒療治だ。20日午後の全体練習。ウオーミングアップ直後から1時間以上にわたって、監督が供給したボールをひたすらゴールに向けて蹴りまくった。負傷者以外の全選手が参加し、計504本。試合の2日前は、通常ならば紅白戦などの実戦メニューをこなすが、この日は練習時間の大部分をシュート練習に割いた。ドイツ入り後初の猛特訓となった。
ゴール欠乏症に悩まされる監督の胸の内には、FW陣の大手術構想があった。これまで柳沢&高原の2トップにこだわってきた指揮官の心の変化。それは19日午後の練習後に表面化した。ブラジル戦の布陣について「いじる」と明言。その上で、「少なくとも2点以上必要だ。やっぱり今の状況を考えるとFWにしっかり点を取ってほしい」と切実な思いを吐露した。2試合連続無得点のFW陣の変更は、確実な情勢となった。
その直前に行われたブラジルのテレビ局『グローボ』のインタビューに、ジーコ監督の本音が出た。18日のクロアチア戦後半6分にFW柳沢が外したシュートについて言及。DF加地のクロスを押し込むだけでよかった決定的シーンについて、ブラジル人記者から質問された時だ。
「なぜあれが決められないのか?」という日本国民の声を代弁するような問いに「(ブラジル代表FWの)アドリアーノならインサイドで確実に決める。準備不足。FWとして(ゴールを)狙っているか、そこが(柳沢とアドリアーノは)違う」と言い切ったのだ。
まさに“ダメ出し”。ジーコ監督は柳沢に絶大な信頼を置いてきた。柳沢は3月25日に右足甲を骨折したが、回復途上のリハビリ中にW杯代表の席を空けて回復を待ったほど。だが、クロアチア戦で“戦犯”級の失態を演じるに至り、かつてない厳しい言葉が出た。
22日のブラジル戦。ただの勝ちではなく、2点差勝利が最低条件。国際Aマッチでブラジルに一度も勝利したことのない日本にとって、厳しすぎる戦いになる。FWが得点し、全員で守り抜く。この単純ともいえる勝利の方程式を成立させるために、大ナタを振るう。
監督の方針に虎視眈々なのが、スーパーサブ役だったFW玉田、大黒、巻。2−2で引き分けた昨夏のコンフェデ杯でのブラジル戦で同点弾を決めている大黒は、ブラジル攻略法を見つけた。「前は強烈やけど、後ろは4バックでスペースがある。そこを突いていけばいいかな、と思う」と分析した。玉田も「カウンターの起点になりたい」と出場準備は万端。巻も「ブラジルは調子はあまりよくなさそうなので、つけ入る隙はありそう」と言い切った。
「国の代表として来ているのだから、最後までしっかりやれと言った」とジーコ監督。エース候補と目されたFW久保(横浜M)をW杯メンバーから落選させるなど、サプライズ人事は得意とするところだ。玉田か大黒か、はたまた3トップか−。FW変更で大量点をゲットして“ドルトムントの奇跡”を呼び起こす。
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サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会で1次リーグ敗退の危機に立たされている日本代表は、22日に行われる最終戦のブラジル戦に全てをぶつける。
これまでの2試合であまりチャンスが作り出せなかったと反省するDF中澤祐二は「ここまで来たら、後悔せずに帰国したい」と、最強の相手に全力で挑む構え。
クロアチア戦に途中出場し切れのある動きをみせたMF稲本潤一は、炎天下でプレーした2試合に比べ、最終戦は環境的に楽になるとしながらも、対戦相手がブラジルであることを強く警戒した。
このような形で母国ブラジルと顔を合わせることとなったジーコ監督は、「ブラジルは優勝候補の一角。厳しい戦いになるだろう」としながらも、「これまで自分たちのプレーが出来なかったが、サッカーは何が起きるかわからない」と、奇跡を信じ、全力で戦うことを誓った。
日本は決勝トーナメントに出場するために、最低でも世界王者のブラジルに2点差以上で勝たなければならない。
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奇跡を信じて、私たちは公約します。23日早朝にW杯の日本−ブラジル戦を実況生中継するTOKYO FMが「もしも日本がブラジルに勝ったら○○○します宣言!」の募集を始め、番組出演者やリスナーから応募が殺到している。著名人だけでも「番組をリスナーの自宅で収録します」(ゆず)、「ブラジル代表の選手と同じ髪形にする」(いしだ壱成)など約80人が約束を寄せた。
同局は「生中継の制作会議で『ブラジルに勝ったら奇跡だね』と話題になったことがきっかけ。奇跡に見合う公約を募ることで、真剣に応援してもらおうと思った」と企画意図を説明。5日から公募が始まり、いしだが出演番組で公約を発表したところ、多くの芸能人が追随した。一般リスナーからも、約3500件の個性的な宣言が届いているという。「勝ったら六本木でボディコンを着て踊ります」というバブル青田(38)をはじめ、公約からは勝利への切実な願いがうかがえる。募集は23日早朝のキックオフ直前まで実施。
by uncle-mac
| 2006-06-20 13:18
| スポーツ・自然