テポドン2号 二発目へ
新たなテポドン2号確認 米軍事衛星が撮影
一発目は失敗だったが、二発目は確実に進めて来るだろう。
成層圏を越え、ハワイ沖に落下させる。ほぼ垂直に音速の約15倍ものスピードで突っ込んで来る。 恐らく、来週前半位に成るだろうが、その時には米朝双方が軍事的な威信を懸けた「戦い」になるだろう。
北朝鮮にしても、テポドン2号はまだ一発しか打ってない訳で、「新型のミサイル」として技術的な確立を図る為には今後何発もの発射実験が必要だろう。原爆実験と同じで、実験をしなければ、「兵器」としては確立しないし、「商売」も出来ない。
迎撃を試みると思われるが、果たしてそれが成功する確実な保証は無い。アメリカにしてみれば、真珠湾攻撃以来の事態と成る。
日本の自衛隊には迎撃能力は勿論の事、全く無い(手も足も出ない)。「宇宙」からの攻撃であるためその迎撃は非常に難しく、システムが仮に配備出来てもその費用は凄まじい金額に成る。国民負担は膨大だ。
本当に迷惑な暴れ者国家だ。
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所で、「テポドン」はアメリカが付けた識別名で、本当は「白頭山」と呼ばれているらしいです。ですから、「白頭山2号」と言うでしょう。
テポドン1号は一段目がノドンミサイル、二段目がスカッドCミサイルの類似を使用している。が、今回のテポドン2号は一段目が新型の大型ブースター、二段目がノドンミサイルの類似を使用している。全長35mで重量64トンで射程距離6000km以上、秒速5km(音速の15倍弱)以上の速度で大気圏に再突入する。
高速度落下の弾頭迎撃は困難で、THAAD、PAC-3等の高性能迎撃ミサイルが必要とされるが、迎撃に失敗する可能性も十分に有る。
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政府筋は7日昼、北朝鮮が5日に発射した長距離弾道ミサイル「テポドン2号」がハワイ周辺に照準を合わせていた可能性が高いとの見方を示した。根拠は示さなかったが、米軍情報などに基づくものとみられる。米国領土を目標にしたことが明確になれば、米政府の対応にも影響を与えそうだ。
政府筋は発射されたテポドン2号について「だいたいハワイの方向に撃ったのではないか」と述べた。テポドン2号は5日早朝、北朝鮮北東部の花台郡舞水端里にあるミサイル基地から発射されたが日本海に着弾。このため日米両政府は「失敗」とみている。
北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」を発射した同国北東部のミサイル基地に、ほぼ完成した新たなテポドン2号1基があることを米軍事衛星が確認、撮影していたことが6日、分かった。日本政府筋が明らかにした。ただ、発射台には設置されておらず、燃料も注入されてないなど発射態勢は整っていないとしている。防衛庁などは北朝鮮が2発目のテポドンを発射する可能性があるとして、警戒を強めている。